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とりくみ

療術に携わるようになって23年目を迎えましたが、プレイズは日本人にピッタリ合う骨格矯正の研究と開発にチャレンジし続けています。

骨格矯正はアメリカで開発され100年以上の歴史を持つ、カイロプラクティックの一種で、ゆがみを整えて元の健康な体に戻れるような効果を生み出す優れた療法です。

骨格が正されると姿勢が良くなり、血の巡りが回復して、痛みや症状が解消されるだけでなく、代謝の好循環を土台とした健康的な美しいプロポーションを手に入れることができます。

そうであれば、40代50代、いつになっても、健康でキレイなプロポーションでいたいと思いませんか?

男性は有酸素運動と筋トレなどの筋肉のケアさえ怠らなければ、健康的な筋肉をベースとした理想の体型を維持できます。

しかし、女性の場合どんなに体型に気を使っていても、30代以降あるいは20代でも、出産を経ることで自然と体型がガラリと変わってしまうものですし、40代にさしかかれば筋肉の健康面までもさまざまな症状に脅かされるようです。

時の流れるままに変わり果ててしまう状況が、骨格をケアすることで、お気に入りのプロポーションと健康を維持し続ける姿に変化する。特に、若さの貯金が尽きそうになる30代からの老化を(コリや痛みのない)健康で底支えして、美しい体型を維持できる点は魅力ではありませんか?

”柔軟性”は若さと健康の代名詞です。正された骨格を手に入れることは柔軟性の高い健康な筋肉を手に入れたのも同然。もしあなたが、30代で美しいプロポーションを取り戻せたなら、あるいは、運よく40代でも健康と美しさを維持できているなら、柔軟性のもたらす若さが十分に供給され続ける限り、お守りである女性ホルモンの分泌が途絶える閉経を迎えたとしても、人生のセカンドステージをはつらつと過ごせるでしょう。

流れ的には、コリや痛みの健康面とプロポーション維持の美容面、それぞれのケアに時間を費やすものですが、骨格矯正は筋肉のおおもとである骨格に直接アプローチできるため、健康と美容の両方を同時に獲得できます。この点が骨格矯正の魅力であり、一番の特徴でもあります。

◆しつこい頭痛や痛くてたまらない首コリの原因がストレートネックなら、骨格矯正で頸椎全体の関節が柔らかくなれば楽になりますし、ついでに首が細くなって顔が小さく見えるようになります。

◆なかなか治らない背中や腰の痛みの原因が捻じれて硬くなった背骨なら、骨格矯正で背骨全体がたわむようになれば痛みは消えますし、ついでに背筋がピン立つようになれば、颯爽と歩けるようになり、凛とした美しい女性の印象を醸し出せます。

◆突然胸が締めつけられて死んじゃう!ってくらい息苦しくなる肋間神経痛の原因が広がりにくい胸郭なら、骨格矯正で肋骨一本一本をアコーデオンが広がるように柔らかくし、深く息を吸いこめる「開く胸郭」にすれば解決です。ついでにお腹が凹み、バストも上がりやすくなります。

また首元鎖骨すっきりの美デコルテ、細い二の腕の維持に成功すれば、何歳になっても襟ぐりの広いトップスやノースリーブワンピースが似合うエレガントな美しさ漂うほっそりシルエットをキープ!

◆腰、太ももやふくらはぎのハリやだるさの原因が骨盤と股関節の密接状態なら、骨格矯正で股関節を柔らかくし、骨盤を閉じれば症状は消え、ついでにお尻、太ももとふくらはぎがキュッと引き締まります!

そして、脚がまっすぐ細くなって足首がくびれるなど下半身のプロポーションが改善され、いくつになってもゴム調節に頼ることなく、ベルトできるパンツで、ハイヒールの似合うキレイな歩き方に変わっていきます。

アメリカ生まれの骨格矯正を、私は日本式に改良して使っています。それはそのまま使っても日本人には十分な効果が得られないからです。

事実に即して言えば、効果が全くないわけではなく、良くはなるものの十分に骨格矯正の効果が発揮できないという感じです。それは、日本人が“赤筋”を多く持つ民族だからです。

赤筋が多いと筋肉がスジ張り硬くなるという特徴があります。(白筋は白人系欧米人に多いとされ、筋肉に脂肪が多く質的に柔らかいのが特徴です。)だから、元来の骨格矯正で痛みが消えたにもかかわらず、硬い悪い筋肉に引っ張られるので、すぐにぶり返してしまうのです。ただ、この説は、当時の本格的な専門学校の中で、唯一日本式のカイロプラクティックを教えた母校の研究による考察です。

ゆがんだ背骨や骨盤を元の位置に戻して健康になれば、自ずとプロポーションも変わるとわかっているのに、その恩恵を“赤筋の多いスジ張った筋肉”で阻害されるのはなんともったいないことでしょう。

そこで、私は単純に日本人に合わせた骨格矯正に改良して使えばよいだけの話では?とその技術に取り組んだのです。

※”関節健康術”という名称は当院の造語です

専門校卒業後、さらに研究を深め、日本人の関節は硬くなりやすく、その硬さが痛みの直接の原因になって動きに支障が出る、という根源的な一連の流れがあることをつかみました。

実は、症状の再発はスジ張った筋肉によるものではなく、“たわまない骨格”が根源にあるのではないか?いや、たわまない骨格のあり方がスジ張った筋肉を生み出しているのではないか?

症状ぶり返しの原因が、「赤筋の多さ」ではない疑いが出てきたのです。

以前、アメリカ人、デンマーク人、オーストラリア人、ドイツ人の患者さんを施術する機会があったのですが、背骨が棒のように硬い日本人に比べて、彼らの背骨は総じてたわんでいました。

また、日本人は健康な人でさえ、慢性腰痛などの不調持ちの外国人に比べて背骨が全体的に硬かった印象があります。

人間の動きは、とりわけ筋肉と筋肉、筋肉と関節のつながりといった構造以上に連動性が重視されます。背骨がたわまないということは、関節自体が硬くなって動かないことと同じ意味です。

そして関節が動かないと刺激が入らず筋肉が硬くなってしまう論理は医学や老化研究でも言われていることです。

だから、関節一つずつに柔軟性を与えて背骨と骨盤をたわむようにし、骨格全体を健康にできたら、より早くお客様を回復に導けるだろう!(これが関節健康術という名称の由来です)

そういう思いから、骨格そのものを柔らかくする骨格矯正法の開発に乗り出しました。

しかし、骨格矯正はゆがみを元の正しい位置に戻してスジ張った筋肉を柔らかくする技術であって、骨格そのものを柔らかくする効果は全くありません。

この決まりきった法則をどう覆して開発にこぎつけられるだろうか?

ただ、一つの関節さえ緩めることができれば、全体が柔らかくする突破口が見えてくるはず!

そういえば、1つの関節に最大の柔軟性を与える”マイクロ牽引法”という超絶技巧的な特殊技法を開発したカイロプラクティックの大家が大阪にいることを思い出しました。

早速、定期勉強会に参加。後に研究会にも入会し、日本人の骨格を最も適切な状態に変える研究と、それを基にした療術の開発に取り組み続けております。

”たわまない骨格”に柔軟性を与える研究をはじめた時は、背骨にしか適用できませんでしたが、研究会に属して9年目の現在では、頸椎や骨盤、膝、股関節、足関節にもたわみを与えることができるようになり、対応できる症状の幅がグッと増えてきています。

今、日本は世界一の長寿国と言われるように、どんな人でも長生きできる環境を持っている国です。

しかし、人生100年時代とは言っても、健康寿命は男性は71歳、女性は74歳。実際に人生を楽しめる年齢は70代前半までが平均です。

中には、足腰が悪くなり過ぎて転倒して寝たきりになってしまう方も相当数います。

このような現状から、せっかく長生きできる環境がそろっているのに、関節が硬くなって足腰の筋力が落ちて寝たきりになるのは、もったいないとは思いませんか?

当院の関節健康術を受けて、家の中でも介助が必要な方がスタスタ歩けるようになったり、スポーツを始められたとか、海外旅行にいけるようになったとか、また老化で体力の限界を感じて閉じた商売を再開させた方まで現れてきました。

骨格矯正は、その力を存分に発揮されれば、本当に不思議と思える効果を発揮するすばらしい技術です。

なので、この技術が活かされるに必要な”骨格に柔軟性を与える”研究は、健康寿命を延ばすことができる価値のある研究として、現在も引き続き取り組み続けています。