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予測される通院期間ケース&タイプ

「早めに対処しなければ!」と駆け込んでくる方が実に多くなり、”身体の状態に目を配る意識”の広がりを安堵するものの、、、

カウンセリング・検査をしてみると、
「私、こんなにあちこち痛いなんて思っていなかった」
「こんなに悪かったなんて」
という気づくタイミングの遅さを残念に思うこともしばしば。

そのため、ご本人の自覚と予想に反する、施療期間の長さや回数の多さに、がっかりされるケースが相次いでいます。

もう少し早めに来院されていたら、、、

一体、自分は時間がかかるケースなのか、それとも早く良くなるケースなのか、カウンセリングにかかる前に判れば、、、

との要望があまりにも多かったため、ここ17年間のカウンセリングの内容から、傾向をまとめてみました。

まず、
「だましだましやっておけばいいんじゃない?」
「限界まで我慢してダメになってから治せばいい」
といった

▼ 慰安以外の健康保険がきかない施術院(整体、カイロなど)へ通ったことがないの方で、その場限りの「スッキリした感」施術を長期間受けてきた方

▼ 繰り返す痛みをかかえている方で薬や運動だけで対処しきれず、我慢できない痛みに発展してから施術院にかけこんだ方

上記2タイプは、確実に長い期間かかることになります。

3ヶ月程度の通院では、仕事や家事が少しラクになる程度で、自分のケアだけで健康維持できるレベルは、かなり遠く、時間がかかると思った方がよいでしょう。

しかも、「これぐらいは、、」と我慢した年数や肉体を酷使させる環境によっては、障害や手術暦がなくても、完全に回復しない場合があります。

※逆に、障害や手術暦のある人でも、我慢の年数が少ない、身体を休める時間がそれなりにあるという方は、障害を持つ前と同じ健康体とまではいかないにしても、日常生活レベルの動作なら、支障なく動かせる身体に改善される可能性は十分にあるともいえるのです。

当院ではそのようなお客様で90%近く占めております。

通院のペースは、治療を始めて5、6ヶ月間は週に2回のペースで詰めて通いますが、1年経過しても週1回が平均的です。2年経過でようやく月2回のペースに。

それでも、どうしてそんなに長く通うのか、今現在通院されている方に伺うと、、、

半年ほど経過すると仕事や家事がそれなりにラクになり、更に1年経つと再就職に成功!など、社会復帰することができた!

「今まで身体がついていかなくて出来なかった、あきらめていた事が徐々に取り組めるようになった」
「仕事をしていても疲れにくくなってきた」など、


ワンランク上の仕事・行動をはじめられた

という体験を通して、

「もっともっと出来ることを増やしていきたい!」
「病気の出口が見えてきた」

だから施術を続けて受けている

というお話しでした。

このようなケースの方々の経過は2年経つと、時折痛みを発する程度で、あとは難なく日常を過ごせるようになっているという具合です。

上記2タイプ以外でそれなりに時間がかかるだろうと思われるタイプを当院の施術経験をもとにまとめてみると、13タイプありました。

症状
1 短い期間の中で2回以上寝違いを起こされた方
首を前後に倒す、後ろに振り向こうとする時に痛みが走るなど、首の動作で痛む方
首からくるシビレが広範囲の疼痛に悪化した方(特に肩甲骨に痛みが及んでいる方)
過去に2、3回もぎっくり腰を起こしたことのある方
腰痛に加えて股関節や膝の曲げ伸ばしに痛みのある方
左右の足同時にシビレや広い範囲の痛みがある方
近い箇所に2種類以上の痛みを抱える方(例:背中に激痛とシビレがある、偏頭痛と緊張性頭痛の2種類の頭痛持ち、など)
ぎっくり腰や寝違い以外の激痛が過去1回でも走ったことのある方
自律神経失調症が内臓不調や未病にとどまらず、筋肉の痛みにまで及び、長期間・広範囲に患っている方
1040歳女性のためのチェックで要緊急処置室!行きに該当する方
11整体を受けたこともないのに長年悩んだ症状が突然治ったかのように痛みが消えたという経験のある方(痛みの麻痺を起こしている方)
12寝返りをすると痛みで目が覚める、あるいは起床時に症状が最も強く現れる方
13動きまわるよりも、じっとしているほうが痛みを強く感じる方

他にも長くかかる人の条件はいろいろありますが、とりあえずは上記のいずれかにあたる方は、確実に治療期間が長く回数も多いと判断します。

治療を始めて3ヶ月間は週に2回のペース(週に1回にした場合は7~8か月はそのペースのまま)。

1年経過で月に2~3回のペースになり、2年経過すると月1回になる具合。※ただし、体質や生活の送り方など個人差が現れやすいため、1年満たない通院でもけっこう痛みがラクになる方もいらっしゃいます。

、、、と申し上げても、きっと、「もっと短い期間で治しましょう!」と他の院があなたに提案してくるかもしれません。

或いは、症状の年数や痛みの広さや度合いなどの個人差で、もっと早く治る可能性があるのでは?と疑問を持たれる方もいらっしゃるとは思います。

しかし、それでもやはり、療術界に携わって22年経った現在においても、治療期間に対する私の見解は変わりません。

人間のバイオリズムにも目をむけ、現場を知る施術師ならば、上記の状態を知っておきながら「5、6回で治します!」とは口が裂けても言えない、という倫理観に立っての意見です。

どうして上記のタイプに当てはまる方が 長く通院を余儀なくされるのか、当院では、次の経験と見解により判断しております。

たまのぎっくり腰や寝違いは別として、長く続く肉体の痛みは、子供の頃からの悪い姿勢と悪い身体の使い方が何年も積み重なり、限界に達した時に起こります。

しかも、痛みの発し方のイメージが、どうやら私たち施術者と大幅に違うことも見逃されやすい主な原因であるようにも思えます。

みなさまの多くは、何ともない状態から徐々に痛みが強くなっていくというイメージをお持ちですが、実際はそうではありません。

大体のケースとしては、まず予兆としてかなり大きな痛みがあって、その後長く息を潜めます。

息を潜めるといっても、無自覚ではなく、何となく不調だが、我慢できるかなあという感じの状態が長く続くという具合。

しばらくすると2つ3つと徐々に痛みが増え、時折激しく痛くなることを繰返し、ある日突然、
「昔にあったあの激痛が!」


再び予兆で経験した大きな痛みが再発して、何をしても痛みが軽減されない(気が付いた時には超悪化!)経験上、このパターンがオーソドックスなところです。

予兆時の痛みは、身体が全く動かせないほどの痛みであっても、放っておいても軽くなってしまうので、大したことがなかったと見過ごしてしまう方が多いのも事実。


しかし、実はその時点で、(大げさに聞こえがちですが、)すでに身体の中では緊急事態だったりするのです。

身体が痛みの源である”ゆがみ”を自動的に治す能力を失い、にっちもさっちも行かなくなる寸前。

その時点ですぐ対処すれば、早く治るというわけです。(それで当院は早めの対処を提案するのです)

予兆の痛みの対処・治療を長く行っているにもかかわらず、思うような改善を感じない方、様々な根本療法と言われるものを試してみてもぶり返しを経験している方も、原因に対して的確な治療を行えば治る傾向にあります。

それは、たとえ予兆時の痛みから10年経過していようと、20年経過していようとほとんど痛まない身体になるケースも意外と多いのです。

改善に対しての希望をあきらめないことが肝心です。

ところが、 この程度の痛みなら我慢すれば、、、と放置したり、 休ませれば治る痛みなのに、「こういう時こそ運動だ!」と負荷をかけてひどくするなど、自己判断で間違った選択をして再発時の痛みを大きくしてしまうケースにたびたび出会いました。

こと肉体の痛みに関しては、ぎっくり腰や寝違い等の例外を除いて、我慢のしすぎ、肉体の酷使の間に、はっきりとした自覚症状もないままかなり悪くしてしまうことがほとんどです。

これが大きく長く続く痛みの本当の原因だとすれば、それを治療抜きで対処できるかというと、、答えは言わずもがな、ですよね?

必要なのは、まずは治療。それも対症療法ではなく、根本療法です。

ところが、駆け込む先はリラクゼーション。水面下でさらに悪化させます。


いつもより長く通ってみても、いっこうに効かない、それどころか痛みが徐々に増しているカンジ・・・そんな事態に。

※治療を受けたことにはならないので、表面は癒されている感覚はあっても身体の奥の方ではジリジリと悪化するという意味です。マッサージで悪くなるということではありません。

そして、もうホントにヤバイ!となったところで結局は本格的な治療院に駆け込むことになるとは思いますが、当院の経験上、骨格がひどくネジれ、ギリギリ我慢できるくらいの痛みを持つ方で、骨盤周りを施術するだけで済んだ方はほとんどいません。

もちろん、たとえ1、2箇所の部分的症状であっても、5,6回程度の通院で治るはずもなく、週に数回、しかも全身治療(総費用が高くなる)となってしまうのです。

その場しのぎというのは、カラダにとっては悪化を放置するようなもの。結果、お金も時間もかなりつぎ込まないと、悪化を防ぐことさえ難しくなってしまいます。

少し楽になったらすぐにやめようと思って始めたリラクゼーション通い。

「月に1回通うくらいにしておこう」と通いはじめる方の多くは、受けたその日だけはラクだ!が続くことで、次第に間隔を狭め、月に2,3回、4,5回となり、ひどい時は週に2回3回行くこともしばしばになるそうです。

そして通う期間も、気がつけば、ズルズルとひっぱって、毎月必ず。それが1年、2年、3年・・・・。という話を当院にかかる前の経過として患者さんからよく聞きます。


結局は、週に1回は通っているのと同じ計算かぁ、、。


しかも、定期的に通っているのに、長く繰り返す痛みに対して、その場しのぎの対症療法。

そういう状況を見ていていつも思うことがあります。

週1回も通っていれば、対症療法を根本療法に変えるだけで、本来治るはずの症状は、ちゃんと治りますし、完治を見込めない方でも、かなり楽に過ごせるようになることです。

同じ時間を使うなら、はじめから治療を定期的に受けて悪化を防ぎ、楽に過ごせるような身体作りをする、或いは、ものすごく忙しくなっても、心もカラダも萎えない思い通りに動かせる身体を作る発展型の治療を受けた方が、将来のためにも圧倒的に得になるのになあ、、と思うのです。

ですから、できることなら、早めに対処されることをオススメしたいところです。

そうすれば、仕事やプライベートに邪魔にならない程度に通って、完全に健康なカラダを取り戻せたら、あとはご自分のケアだけで発展させていく確率がグッと上がります。


そして自己ケアもいつまでもラクラクで余裕なのです。

魅力的な話ではないでしょうか?

最後になりましたが、
一度、大きな痛みを患ったものが、自然に治って何もないまま一生を過ごせている人はまずいらっしゃらないと思います。(残念ながら、稀な方に私はまだ出会ったことがありません)

気になってしょうがない不調を幾度となく繰り返すか、或いは、5、6年後には、大きな痛みが突然ドーンと出てくるか、、、あたりが単純に予測できる線でしょう。

ですから、「今ならまだひどくなる前だ」とお感じになられた方は、すぐにでも対処された方が手遅れにならないとは思いますので、是非、お近くの治療院に行くことをオススメします。

でないと、治るはずの症状が治らないという事態に陥ってしまうかも、、、


そうなる前に!