よく首が痛くて眠れない、あるいは朝起きる時に首が固まっているという話を聞きます。 そしてその対処法として、顎を引いて背筋を伸ばすなど正しい姿勢を身に着けようと頑張る人が多いようです。
しかし、もしそれで改善が見られないのであれば、姿勢の悪さを原因とするのではなく、結果という見方をしてみてはいかがでしょうか?
つまり、中核からすでに崩れていて、最終的な見た目に悪い影響が出ているという見方。 首でいうなら、首がまっすぐな状態、つまりストレートネックのこと。
そうするとその部分を補正することが根本解決となりますが、 首は頸椎の構造と機能の都合で、他の箇所と比較してストレッチ的効果がなかなか見込めない箇所でもあります。
ではオーダー枕ではどうでしょうか?頸椎のカーブの度合いをベースに作られますから、 そのカーブを安定的に保持するための補正器具的役割を果たすものと認識した方がいいでしょう。であるならば、カーブがなく柔軟性に欠けるストレートネックには向かないことになります。
また、元々曲がりづらいものを枕で無理に曲げようとすれば、逆に筋肉に対して緊張を増し、不快感を助長させ、ますます動かしづらくなります。つまり、ストレートネックをますます頑固にしていく悪循環を生むことにもなるでしょう。