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緊張性の頭痛

首の緊張や肩こりが原因となって現れる頭痛、あるいは目の疲れから肩、首、顎、こめかみ等の痛みにつながるタイプの頭痛の発生機序を説明します。

またお医者さんから、「首が動かないことで起こる頭痛だからね・・・」と説明される、ストレートネックが原因で起こる頭痛もこのタイプにあたります。

鎮痛剤の常用で体への負担が心配なんだけど、、、

緊張性の頭痛の病態と原因

病態について

初期の症状
肩がコリ出すと、頭が重くなってくる程度にとどまります。 多くの場合はそのまま放置、あるいは身体を横にするなど、安静にしていると良くなる傾向がみられます。
◆頭重感
◆頭がスッキリとしない
中期の症状
重みが次第に痛みに変り、痛む箇所も多くなります。また、時々長く痛むようになりますが、 一般的には、市販薬で効くことが多いようです。
◆後頭部あたりに鈍い重み
◆左か右半分、耳上の周辺が締めつけられる感覚
◆おでこ、こめかみ、目の奥がズキズキと痛む
末期の症状
首や肩のこりが痛みになり、一日中痛いという状態もしばしば。 頭痛に関しても処置のタイミングを見逃すと、2~3日痛みが継続してしまうのが当たり前に。 市販薬を何錠も飲まないと緩和されなくなってくるようです。
◆寝込んでしまう
◆頭痛だけでなく首筋がこわばったり、肩がひどく痛い
◆吐き気が伴う
◆薬が切れたらすぐまた痛み出す

原因について(当院の見解)

悪い姿勢での作業による頸椎のゆがみ
何時間も座った姿勢で細かい作業をしていると、頚椎と胸椎の間あたりの骨がズレ易くなります。

この周辺の神経は、主に首肩・肩甲骨まわりの筋肉をコントロールしているため、 ゆがみによって神経伝達がスムーズに行かなくなると、肩が緊張し、その緊張が即、首と頭まで上っていきます。 コリと頭痛が同時に発症するのは、この機序によるものと考えられます。
老化現象による頸椎のゆがみ
加齢によるものでは、年齢とともに弾力性を失い、椎間板のすり減り、 骨と骨の隙間に余裕が無くなることも痛みの原因と思われます。
ストレートネックなどの特殊な頸椎の変形
通常、首はしなやかな動きができるように弓のように反った形ですが、ストレートネックは首がまっすぐの状態で棒のように硬く、動きも限定されます。

そのため、頭を支える負荷、走るなどの運動時の振動が、直接、首の付け根(後頭部あたり)と肩の付け根にかかり、 その緊張で周辺の筋肉までもがガチガチに固まり、首全体のコリがひどくなるだけでなく、吐き気、動悸、胸が苦しくて息ができない、めまいなどの迷走神経反射(系の自律神経失調症)、背中の痛み等さまざまな症状を引き起こすのです。

もし、あなたが首のゆがみを正してもらっても、首こりは和らいだが、頭痛や腕のだるさ、肩甲骨の痛みが取れないといった例外、つまり10人のうち2人はいる例外タイプに当てはまる場合は、ストレートネックなど、ゆがみ以外の頚椎の変形(=ネジレ)を疑ってみるのも良いと思います。
首こりの原因

緊張性の頭痛の対策

まずは、チェックしてみよう!

頚椎のゆがみを正した方が良いのかを判別する簡単チェック

(1)自己メンテナンスで何とかなるレベル
  • 頭がもやもやスッキリしない
(2)施術を受けることが好ましいレベル
  • 首と肩がつっぱる感じがある
  • 普段、頭痛は片側だけだが、右も左も出ることがある
  • 市販薬を月に数回服用することがある

(1)で1つ(2)が2つ以上チェックのついた方は、
次の項目チェックへ進んでください。それ以外の方は、初期判定を確認しましょう。

即刻、施術を受けることが好ましいレベル
改善までには長期間が予想されます

週に1回は頭痛薬を服用するようになっている
市販薬では効かなくなってきている
イライラすることが多くなった
吐き気を催すことが多くなった
2~3日連続して頭が痛くなることがしばしば
頭がスッキリしない日が続いている
危険症状美容室のシャンプーなど頭を反らしたり、振ったりしてグラッと来たり、歩いていてふらつくことがある(=後頭骨と第一頸椎間の椎骨動脈牽引性頭痛の副症状)
危険症状毎日頭痛に悩まされるようになった(慢性連日性頭痛に発展)
危険症状過去に追突事故に巻き込まれたことがある

上の無印3つのうち2つ以上にチェックがつく、あるいは マークか危険症状マークにチェックついた方は最終判定をご覧ください。

院長
院長

ひどくなって頭痛薬の錠数が増える、あるいは薬の効力が短時間しか持たない状態になる前に、根本原因である頸椎のゆがみを元の位置に戻して、頭痛が起きない健康を手に入れませんか?