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子供の症状への対処

間違わないために!

身体の痛みに悩む小さな子供への望ましい対処は下記の順序を勧めています。

  • 頭・首・肩・腰・手足のいずれかの痛みを処置したい場合
  • 不定愁訴の症状を処置したい場合
  1. まずは小児科に行き、子供の心のケアを同時に対処してくれる先生を探す。 (心因性が主な原因で身体の痛みを訴える子供が多くなったことから、処置できる小児科の先生が増えてきたそうです。)
  2. 担当の先生に、肉体的な痛みに対する物理療法が必要かどうか伺う。
  3. 必要な場合は、整形外科・整骨院・民間療法に相談。(この段階になってはじめて私たちの出番ですが、 なるべくご自宅から近い院にかかることをおすすめします。)

小さな子供の頭痛、首肩こり腰痛、手・腕・足の痛みの原因として、第一に挙げられるのは心因性。そして二番目は交感神経と副交感神経のアンバランス(自律神経失調症)です。

数年前から、20歳未満のお客様の来院が急激に増えました。傾向を分類してみると、心因性と交感・副交感の2つの自律神経が同時に作用するケース=自律神経不安定症が非常に目立ちます。

-例えば、薬の効きの悪いじんましんと胸苦(胸が苦しくなって息ができない)。じんましんは副交感神経失調、胸苦は交感神経失調。

(当院では、心因性が割合が高い場合は物理的な療法ではなく、まずは専門の医療機関での処置を強くお願いしています)

心因性に神経のアンバランスが伴う場合は、心の安定を目的としたメンタルへのアプローチと、それに並行して物理的な処置を地道に行っていけば、 改善もうまく行きやすいとも言われていますが、

大人になってからようやく物理的な処置を取り入れた場合、症状改善にはかなりの時間を要するようです。 (仕事環境や多忙で症状を引きずることが多いので、回数も期間も長くなるということ)

その上、拒食など心の不安定から生じる症状、生理の不調などホルモンの不安定さから生じる症状や、わずかなストレスで痛みが増す、不定愁訴といった様々な症状が加わった場合は、大人になってから症状が悪化し社会から脱落してしまう方が多いのも事実です。

※大人になってからの悪化の1つに、ストレスや環境に対する身体の適応能力が低くなり、慣れない環境に飛び出した時に、突発的に身体が不調、 防御反応としてパニックや痛みが出る習慣が身についてしまうというやっかいな悪化があります。

ですから、もし病院と並行して身体の痛みに対する専門の療法の必要が求められた場合には、整形外科などの医療機関、または、お近くの施術院で早めに対処することをオススメします。