いくらダイエットしても小さくならない“顔太り”、“ブルドッグフェイス(老け顔)”など小顔矯正の対象となる、ゆがみや深層筋の老化によっておこる顔の変形を説明をします。
老け顔・歪み顔・顔のむくみになるしくみと原因
しくみについて
変化の状態 |
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筋骨格のゆがみや顔の深層筋の老化によっておこる顔の変形です。目や眉の高さの違い、アゴや口角のゆがみ、腫れぼったいまぶたによる目の変形、ホウレイ線が深くなる、エラが張ってくる、などです。 ◆アンバランス:眉毛、目、口の左右非対称 ◆顔ゴツゴツ感:頬骨の出っ張り、エラ ◆頭部のズレ :上顎、下顎 ◆パーツの変形:まぶたの腫れ、目が小さくなる、鼻が曲がる、口角が下がる ◆顔太り :老廃物蓄積によるむくみ、ホウレイ線の深み、二重アゴ、首のたるみ |
原因について
顔を変化させる要因は主なところで、
- 肌
- 筋肉(表・深層筋)
- 顔の骨
- 血行
- リンパの流れ
- 精神状態
の6つですが、 これらの要因は2つに分類できます。
【生活習慣】 |
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左右顔が違う、口が歪んでいる、目の高さが違う、ほうれい線が深いなどは、筋肉(『表面筋』)の使い方に因るのが第一に挙げられます。そして付随する『血行』『リンパ』も同様に習慣性といえるでしょう。 肌は一般的に、加齢性と思われがちですが、筋肉と同様に刺激が入ればツヤハリが現れて持ち上がるので、どれだけ表情筋を使うかにかかっています。 また、肌の表面は紫外線や空気の状態(湿度など)に影響されやすい面もあり、ケアの仕方や生活環境の整え方に重きがおかれるため、生活習慣性といえるでしょう。 そして、口や目のゆがみは、例えば頬杖をつく、横向きで寝るという日常動作を通じて、あごやおでこが歪むもの。だから、生活習慣性の大元の原因を“顔筋のゆがみ”としてもさしつかえないと思います。 さらに、表情筋(顔の表面筋)は別名で感情筋ともいわれ、精神状態に左右される筋肉という特質から、最後の『精神状態』も生活習慣性と考えてもよいと思います。 |
【老化現象によるもの】 |
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加齢(老化)性は何か、と言えば、最後に残った『深層筋』=状態を維持する筋肉のこと、深い位置にあってアプローチしづらいのが特徴です。 体幹の方は近年よく騒がれていますが、顔については知る人ぞ知る程度の認知度です。注目を浴びないのは、自分では認識しづらく、他の部位との境目にあって、勘違いしやすいのですが、 体幹同様にスタイルを維持する重要な筋肉です。 だから、予防にまで意識が及んでいない世代では見過ごされてしまうことがほとんどで、老化年代(40歳前後)に突入して顕著になります。 |
そして、上記が合わさった複合型ケースも考えられます。
【複合型】 |
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顔を太らせる要因に、もう1つムクミがあります。ムクミは、血流・リンパの停滞⇒身体を弱らせる・未病から発生するといった機序から、生活習慣性と見る傾向が強いのですが、年齢とともに頻度や出現度合いが増加する傾向から、加齢(老化)性と合わせた複合型とするのが適当かと思われます。 |
老け顔・歪み顔・顔のむくみの対策
まずは、チェックしてみよう!
顔を矯正した方が良いのかを簡単チェック
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院長
第一印象の50%以上を占める顔。小さな顔は美しさに必須です。ただ、顔の様々なパーツのバランスが悪かったら、 いくら顔が小さくても印象が台無しになってしまいますし、スタイル抜群でも老け顔であれば、決して若く見られることはないでしょう。
シワもタルミも折り目がついてしまっては手術や注射頼みになりますから、早いうちに“顔太り”や“ブルドッグフェイス”を予防して、いつまでもすっきり小顔!美人を目指しませんか?