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肩甲骨の内側や背中の痛み

背中が痛い

ガチガチ首こり肩こりと同じで、じっとしていても苦しい背中の症状。 揉んでもらうよりも、肩甲骨をはがして指でグリグリ押して欲しい!と思うことはありませんか?

肩甲骨の内側や背中の痛みの様態と原因

様態について

初期の症状
痛みといっても、トントンと背中を叩きたく程度の違和感と感じることが多いようです。
◆背中がこっている感じ
中期の症状
局所的に持続する痛みの度合いが深くなる、 あるいは痛む範囲が広がる傾向があります。
◆肩甲骨と背骨の間に鈍い重み
◆肩甲骨から腰の上あたりまで突っ張るような感覚
◆腕を前に伸ばす度に、肩甲骨の真ん中あたりがズキッと痛む
◆ときどき背中に引きつるような痛みが走る など
末期の症状
疼痛、かなり強い痛みが慢性化し、時には痛みの和らぐ姿勢がない日が続くことも。 また、注射を打ってもらっても、一時しのぎにしかならないことが多いようです。
◆後頭部から首すじ、腰までつっぱる感じがする
◆背筋をピンと伸ばす姿勢が維持できず、すぐに猫背になってしまう
◆仰向けで寝るのが苦手になる
◆腕や肘がだるくなる
◆そういえば、ゴルフボールで背中グリグリが日課になっている
肩甲骨の内側をボールでグリグリしたい
院長
院長

胸椎(肋骨)のズレに由来する症状は、痛みではなく、胸のあたりを触るとヒリヒリするという感覚、シビレやだるさで現れることもありますので ご注意ください。

原因

猫背などの悪い姿勢
長時間に渡って背中を丸めて座った姿勢で、細かい作業やパソコンに向かう仕事などの動きをしていると、 胸椎と胸椎の間の関節が動きを無くし、背骨が詰まってしまいます。
背骨の両脇にペッタリと貼り付くように位置する脊柱起立筋は、 立っているときはもちろん、座っているときでも上半身を支えるために常に働いていますので、固定された姿勢により 背骨の関節に動きがなくなってくると、次の動作を始めようとした際にギシギシと感じるのはもちろん、筋肉に余計な負担がかかって 疲れ易くなっているため、正常な働き(動きや背筋をまっすぐに保つ)ができなくなってきます。
ですから上記症状の多くが、筋肉の疲れが蓄積した末に発症した感覚(ハリ感)や、背骨の詰まりが元となり発症した痛み、と捉えることが正しいのではないかと当院では見ております。
老化現象によるもの
加齢によるものでは、年齢とともに弾力性を失い、椎間板のすり減り、 骨と骨の隙間に余裕が無くなることが痛みの原因と思われます。
猫背や老化で背骨が詰まるとゆがみを引き起こしやすい

肩甲骨の内側や背中の痛みの対策

まずは、チェックしてみよう!

肩の関節や胸椎のズレを正した方が良いのかを判別する簡単チェック

(1)自己メンテナンスで何とかなるレベル
  • 頭がもやもやスッキリしない
(2)施術を受けることが好ましいレベル
  • 首と肩がつっぱる感じがある
  • 普段、頭痛は片側だけだが、右も左も出ることがある
  • 市販薬を月に数回服用することがある

(1)が両方に、(2)が2つ以上チェックのついた方は、次の項目チェックへ進んでください。それ以外の方は、初期判定を確認しましょう。

即刻、施術を受けることが好ましいレベル
改善までには長期間が予想されます
  • 首や背中がつっぱり痛くて長く座れない
  • 動いていても横になっていても痛い、だるい感覚がある
  • 棒やボールでグリグリ押さえつけたくなる
  • 腹筋運動が10回以上できない
  • 仰向けで寝ることが苦手になった
  • 危険症状背中に激痛が走ったことがある
  • 危険症状乳がんで腋窩リンパ節の摘出手術を受けている

上の無印3つのうち2つ以上にチェックがつく、あるいはマークか危険症状マークにチェックついた方は最終判定をご覧ください。

院長
院長

床に寝てテニスボールで毎日グリグリ、背中の痛みつらいですよね。そのうち物足りなってゴルフボールに・・・。硬いもので背中を傷つけてはいけませんから、背骨のゆがみを正しい位置に戻して、丸まった猫背をシャキッとさせて、背中の痛みをスッキリさせませんか?