<初来院>2007年12月 <あきる野市>女性37歳(会社員)
<主訴>頭痛・パニック障害 <症状歴>25年
<選択コース>根源療法コース(半身)+パニック解消無料オプション
<通院ペース>週2回x5か月+以降週1回~月2回
<施療完了時期>2010年7月施療完了後、月1回メンテナンス。2013年3月退会。
小学生の頃から頭痛と肩こり、体のだるさに悩まされたようですが、動けなくなるほどではなかったそうです。ところが、6年前、突然、今まで経験したことがないだるさに襲われ、朝から起き上がれなくなったとのこと。
その後、ほどなくして、不眠、動悸、胸の痛み、過呼吸などのパニック症状が出現し、度々会社を休むようになったという。そして4年前より 持病の頭痛に薬が効かなくなり、年中頭重感に悩まされたそうです。
某医大、有名病院、針灸などで治療を受けるが全く治らず、病名も低血圧症、片頭痛、神経痛、自律神経失調症、うつ病という具合に確定せず、最後は鎮痛剤と湿布しか処方してくれなかったという。
当院はホームページを見て来院。症状から自律神経失調症で間違いないと思いましたが、一般型ではなく、珍しい不安定型の上に、 ストレートネックによって交感神経節と迷走神経の障害を同時に引き起こしていたこととのダブルパンチで症状が複雑化していた、という見解でした。
そこで、まずは、長い年月をかけて棒のように硬くなっていたストレートネックを改善し、首の前面にある星状神経節などの頸椎系自律神経の安定を確保した後、内臓系の自律神経のバランスをとりながら血行の促進させたら、症状が大幅に軽快しました。
30年もの長い年月で歪みに歪んだストレートネックを正常レベルまで緩める作業に時間がかかったことと、第一段階が安定した後に第二段階に進むというステップを踏む必要があったため、回復に非常に時間がかかった例でした。