普通は健康な人がたまたま無理のある姿勢をとったり、一定期間悪い体の使い方をして、身体にゆがみを発生させることで症状を引き起こすものです。
しかし、もとから骨格の状態が全体的に悪くて、それが主たる原因となって症状を引き起こすという珍しいタイプがいました。それが、背骨・骨盤ネジレタイプです。
骨格が悪いから結果として、どう努力しても姿勢が良くならない、正しい身体の使い方ができないとなってしまうのです。そして痛みもしつこいのです。
A群
- 小学校低学年まで、疲労や風邪、精神的な緊張など過度なストレスで急に顔色が悪くなり、息が苦しくなったり、発熱、頭痛、だるさ、腹痛、食欲不振や、頻繁に吐き気を訴えるなどの自家中毒を起こしやすかった
- 小さい頃から姿勢の悪さを指摘されてきた
- 昔から何を努力しても体が硬いまま
- 中学生か高校生で整体やマッサージに通うほどのひどい肩こりがあった
B群
- 運動やストレッチをしても痛みが再発しやすい
- 生理が止まった経験がある(あるいは、生理が2か月来ないなど著しく乱れる生理不調がある)
- 毎日6,7時間は睡眠をとっているのに疲れが取れない、だるさが抜けない
- 風邪で熱が下がっても数日間は喘息のような激しい咳で苦しむことが多い
- 出産後数年経っているのに、あるいは出産経験がないのに骨盤が広がっている感じがする
上記のA群からは2つ以上、B群から3つ以上に該当した場合は、背骨・骨盤ネジレタイプの骨格を持っている可能性が高いと思われます。